ニュースキンエンタープライズから第1四半期(Q1・2014年1-3月期)の売上げが発表された。
全世界での売上げは、前年同期比で+24.0%と堅調だ。しかし直前の2013年第4四半期より-36.4%と、減収になっている。中国で禁止されているマルチ商法が問題になったのが、大きな原因だ。
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日本では、前年同期比-13.7%と2ケタの減収(現地通貨)だ。ドル建てでは-22.2%と散々な減収ぶりだ。

ここ数年は駆け込み的に第4四半期(10-12月)に、ディストリビューター限定の先行販売であおって数字を挙げているが、その反動で翌年の期首(1-3月)は数字が落ち込む。帳尻合わせにもなっていないのが現実だ。

これに乗せられたディストリビューター、特にピンレベルの高い人ほど「今度の新製品はすごい」と先行発売をあおるのだが、結果は数字に出ている。ちっともスゴクない。

去年までの売上げ推移を見ると、スゴイ新製品が出るたびに売上げを落としているのがよく分かる。

2014年は2ケタ減収、過去19年間で最低の売上げ
2011年 376.23億円 -9.67%
2012年 390.73億円 +3.85%
2013年 392.61億円 +0.48%
2014年 334.31億円 -14.8%

ニュースキンジャパン、2014年の売上げ15%減収334億円
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