ニュースキンエンタープライゼズは、2015年度の業績を2月11日に発表した。
同時にニュースキンジャパン(法人番号:6011101016060)の2015年度売り上げも確定し、減収となった。
ニュースキンジャパンの2015年通期は-4.4%の減収だった。
2014年は消費税増税の反動があったが、2015年は外部の経済的要因が特にないにもかかわらず、昨年よりさらに減収している。
(百万円) | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | 年商 |
2013年 | 9,702 | 9,609 | 8,987 | 10,963 | 39,261 |
2014年 | 8,370 | 7,884 | 8,163 | 9,014 | 33,431 |
2015年 | 7,545 | 7,759 | 7,776 | 8,904 | 31,983 |
※ グラフの転載に制限はありません。
ドル建てでは2014年の3億1530万ドルから、2015年は2億6420万ドルへマイナス16.2%と大幅に減収。地域別でみると、かつて日本は世界の半分以上を占めていた時期があったものの、2015年は11.8%と過去最低になっている。
日本の人口の半分以下の韓国にさえ売上げで越されている。その韓国でも、ピークは2014年の第3四半期で、失速を迎えている。
ニュースキン全体でもマイナス12.6%と2ケタ減収している。本当に良いものなら、先進国でこそ評価が高まり、売り上げが伸びるというもの。
去年のウェイトマネジメントTR90のように単価の高い商品が不発に終わり、今年はgenLOC Meが発売される。期待の呼び声は高いが、消費者からみれば機器の初期費用が64,800円と高額なのに加え、無料サンプルがないので導入のハードルが高い。さらに交換カートリッジが2万円近くとリピート性が心細い。正式発売する2016年は、鳴り物入りの前評判がどうなるのか注目される。
※これらの数値は、ニュースキンエンタープライジズの公表値による。
・2015年度ディストリビューターの報酬について・ニュースキン 2016年第2四半期の業績を発表 New!
・ニュースキンは継続した権利収入になりうるか
コメント
コメント一覧 (2)
昔、9ヶ月ほどお世話になったニュースキン。
製品はいまでも好きで、いくつか継続して使ってます。
が、わたしがやってた7年前は600億超えていました。
あれよあれよという間に、このご時勢というのもあり、落ちてしまいましたね。
一般企業で考えれば二桁ダウンがこれほど続けば、瀕死の重傷です。
企業側もリストラが必要でしょう。
こういうときこそリーダーの方々はビジネスはいったんお止めになり、本当の意味で、製品を楽しんで、製品を好きになるチャンスだとおもいますね。意識の底上げですね。商法・商流が違うだけで、良いものを売り手側がきちんとファンになって広めていく、という意味では、普通の起業と同じプロセスを踏まないといけないということでしょう。
歯をくいしばってストレスをためながら、自分のチームだけは生き残る!と思えば思うほど、うまく行かない時期なのではないでしょうか。
良い商品は、良いビジネスマインドで、末永く残していってください。
2016/03/07 日本流通産業新聞
ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は6月、美容液と乳液をユーザー一人一人の肌質や肌環境、好みなどに合わせてカスタマイズできる新しい発想のフェイスケア・システム「genLOC Me(ジェンロック・ミー)」を正式発売する。すでにリーダー限定で製品を販売しており、4月以降に開催を予定している製品イベントで予約を受け付ける計画だ。
新製品は、さまざまな肌悩みに対応する3種類の美容液と2種類の乳液、専用の製造マシン、一人一人に合わせてカスタマイズできる専用のウェブ・チェック・プログラムで構成される。
3種類の美容液は、シミ、年齢ライン、キメなどに対応するもので、独自技術「gen LOCマイクロ・レイヤリング製法」によって、使うたびにエアレス状態で均等な約40の層にして1滴ずつ調合されるという。これにより製造マシンで調合しなかった同じ美容液に比べ約3倍の浸透量が認められたとしている。
日中用と夜用の2種類の乳液は、その時間の肌に必要な成分が配合され、それぞれ適切な時間に肌へ届けられる。
美容液と乳液のカートリッジは、約2000種類の組み合わせの中からユーザーに最適なものが選ばれて配送されてくる。組み合わせの選定は誰でも簡単にでき、最初に購入する「genLOC Meスターターキット」に付属されている標準カートリッジ・セットを2週間使用して使い心地や肌への効果を確認する。最初に送られてくるものは、日本人の平均的な肌に合わせたものだという。
(続きは「日本流通産業新聞」3月3日号で)
http://www.bci.co.jp/nichiryu/article/1462